Mac上のファイルを誤って削除してしまい、失われたファイルを復元したい場合は、本記事は、Macに対応する「FonePaw データ復元」 を使って、バックアップがなくてもMacで削除されたファイルを元通りに復元できる方法を紹介します。フリー利用でお試しください。
誤った操作でMacパソコンの写真、動画、ドキュメントなどの大切なファイルを削除してしまった場合、復元するにはどうすればよいですか? 実は、専門的な復元ソフトまたはMacのツールを使えば、簡単に復元することができます。この記事では、Macユーザー自力で削除されたファイルを復元できる方法を紹介していきたいと思います。
Macで削除されたファイルを復元する方法
次に、Macパソコンで削除されたファイルを復元する6つの方法を紹介します。最も便利で直接的な方法は、プロな「FonePaw データ復元」ソフトを使用することで、成功率も一番高いです。
「FonePaw データ復元」でMacのファイルを復元する
Macから削除されたファイルを復元するには、「FonePaw データ復元」ソフトを利用するのが一番便利で簡単な方法です。Mac上で削除された写真、音楽、ビデオ、ドキュメントなど1000以上のファイルを無制限にバッチで復元することができます。完全に消去されたデータやバックアップされていないファイルでも、手軽に復元できます。Macパソコン上のファイルだけでなく、HHD、USB、SDカード内のデータも復旧可能です。
ステップ1. まずは 「FonePaw データ復元」をMacにインストールして、起動してください。次のような画面で、復元したいファイルの種類とスキャンしたいディスクを選択します。右下の 「スキャン」 ボタンをクリックすると、Macの豊富な種類のファイルをすばやくスキャンできます。
ステップ2. スキャンが完了すると、画面が以下になります。リストされたMacのファイルから復元したいファイルにチェックを入れて、右クリックでファイルをプレビューして、「リカバリー」 ボタンをクリックします。
ステップ3. すると、保存先の設定画面が表示されます。好みによって保存先を指定して復元されたMacのファイルを保存できます。
バックアップがなくても、「FonePaw データ復元」を使えば、Mac上の様々なファイルを無制限に一括で復元することができます。削除されたファイルをより簡単かつ迅速に復旧したい場合、ぜひ使ってみてください。
Macのゴミ箱から削除したファイルを復元する
誤ってファイルを削除してしまった場合、そのファイルは一時的にごみ箱に保存されていることがあるので、まずはMacのごみ箱に復元が必要なファイルがないか確認してみてください。
ステップ1. Dockから「ゴミ箱」を開くか、Macの「ゴミ箱」アイコンを直接クリックします。
ステップ2. 削除されたファイルを画面で表示します。検索バーにキーワードを入力し、復元したいファイルを見つけます。
ステップ3. 復元したいファイルを右クリックして「戻す」を押すと、ゴミ箱からファイルを元の場所に取り戻すこともできます。
- 「前に削除したデータは30日後にゴミ箱によって自動的に削除されました。」と言うかもしれません。実は、この設定を自分で修正することができる、MacのFinderで、Finder > 環境設定を選択し、「詳細」をクリックします。
- 「30日後にゴミ箱から項目を削除」のチェックを外します。
なお、ごみ箱を空にしてしまうと削除したファイルを簡単に復元することはできないため、ごみ箱から削除したファイルを復元したい場合は、以下の記事を参考にしてください。
Macの取り消すコマンドで削除したファイルを復元する
Macで間違ったファイルを削除してしまい、すぐに自分のミスに気づいたとき、「取り消す」コマンドを使えばすぐに元に戻すことができます。 このコマンドは、その名の通り、最後に実行された操作を取り消すもので、いくつかの呼び出し方法があります。
方法1、 画面上部のメニューバーで「編集」>「取り消す」を選択します。
方法2、 ショートカットキー「Command+Z」を使用して、前の操作を取り消し、誤って削除したファイルを復元します。
取り消すコマンドを使用して削除されたファイルを元に戻すには、ファイルが削除されたアプリを終了する前に使用する必要があり、最後に削除されたファイルのみを復元できます。 過去に削除したファイルを無制限に復元したい場合は、「FonePawデータ復元」を利用すると便利です。
MacのTime Machineで消したファイルを復元する
Time Machineとは、Mac OS X 10.5 Leopard以降に標準で搭載されているバックアップ機能です。ユーザーのフォルダだけでなく、システムファイルやアプリなど、Macの内蔵ディスクにあるもの全てをバックアップできます。
Time MachineでMacのデータを元通りに復元できますが、事前にバックアップファイルを用意する必要があります、具体的な操作方法はTime Machineを設定してMacをバックアップする方法をご参考にしてください。ここでは、Time Machineでの復元方法を簡単に説明します。
ステップ1. Time Machineメニューから 「Time Machineに入る」 をクリックしてから、復元したいファイルの保存フォルダを開きます。
ステップ2. 画面の右側にあるタイムラインから特定の日付を選択するか、フォルダの右側にあるボタンで時間を変更し、復元したいファイルを探します。
ステップ3. 復元したいファイルを見つけたら、そのファイルを選択し、フォルダの下にある 「復元」 ボタンを押します。
Time MachineはMacのデータを復元できますが、事前のバックアップが要求されます。また、Macの機種が異なり、システムのバージョンが変更され場合、トラブルが発生する可能性があります。それに、Time Machineを運用するため単独の外付けハードディスクが不可欠であり、とても不便になります。Time Machineより、操作がもっと簡単であるデータ復元ソフト「FonePawデータ復元」の利用をお勧めします。
Macのターミナルで削除されたファイルを復元する
削除したMacのファイルがゴミ箱に入れられ、どうしても見つけない場合、ターミナル コマンドを使用してファイルの回復を試みることができます。
Macターミナルでファイルを復元する操作方法は以下の通り:
ステップ1. ターミナルを開き、コマンドライン画面が表示されます。
ステップ2. 「cd .Trash」を入力して、Enterキーを押します。
ステップ3. 「mv ○○ ../」を入力して、○○は復元したいファイル名となります。例えば、「test.jpg」というファイルを復元したいなら「mv test.jpg ../」を入力します。
ステップ4. 捜索機能で復元されたファイルを見つけます。
既にゴミ箱から永久に消去されたデータに対し、この方法は対応できません。また、Macパソコンが苦手な人には難しく、復元したい削除ファイルの名前を正確に覚えておく必要があり、一度に1つのファイルしか復元できません。大量のファイルを復元したい場合、完全に削除したファイルでも簡単に一括復元できる「FonePawデータ復元」などのデータ復元ソフトをご利用ください。
Macのアプリの回復機能で削除されたファイルを復元する
一部のmacOSのアプリには、回復機能を内蔵しているものがあります。例えば、写真アプリのように、最近削除した項目を専用のフォルダに保存しておくことで、素早く復元することができます。 この方法でMacで失ったファイルを復元するための手順を説明します。
ステップ1. 「写真」アプリを開きます。
ステップ2. サイドバーで「最近削除した項目」を選択します。
ステップ3. 復元したい写真ファイルを選択します。
ステップ4. 「復元」ボタンをクリックします。
ただし、一部のアプリのみがこの機能を備えており、ファイルは削除後30日以内にのみ復元でき、完全に削除または期限切れになった場合は復元できません。Macパソコンのあらゆる場所からファイルを時間制限なしに復元するには、「FonePawデータ復元」を使用できます。
Macのファイル復元に関するよくある質問
ターミナルでファイルを復元時に「Operation not permitted」と表示されるか?
この問題にあった原因は、ターミナルには「フルディスクアクセス」を許可していないことです。環境設定の一つの変更で解決できます。
「システム環境設定」を開き、「セキュリティとプライバシー」の中にあるタブのうち、一番右にある「プライバシー」を選択します。「フルディスクアクセス」の項目で、「+」ボタンをクリックし、アプリケーション一覧の中から「ターミナル」を追加します。
Macで置き換えたファイルを復元できるか?
既存のファイルと同じ名前でファイルを保存しようとすると、「置き換えますか?」というメッセージが表示され、誤って「置き換える」をクリックしてしまったのですが、置換する前のファイルに戻すにはどうしたらいいですか?実は、MacのTime Machineのバックアップ機能を事前に使用している場合は、置き換えたファイルを簡単に復元できます。
Macで復元できるファイルの種類は?
上記の方法を使用すると、ほぼすべてのファイルの種類を復元できます。さらに、専門的な復元ソフトを使用して、Macで削除した写真の復元、メモ帳の復元、iMessageの復元を簡単に行えます。復元できるファイルの種類は次のとおりです。
- 画像:JPG、PNG、GIF、JPEG、HEIC、PSD、SWF、など
- 音声:MOV、MP4、MPG、TS、WAV、NLSなど
- 動画:ACT、MP3、M4A、WAV、OGGなど
- ドキュメント:XML、PLIST、LOG、TXT、HTML、DAT、DOCX、PPTX、DOC、XLSX、PDF、JS、CHMなど
- データベース:DB、COM、EXE、FON、DLL、LIB、TLBなど
- アーカイブ:ZIP, RAR, 7Zなど
- その他:電子メールなど
まとめ
以上、Macから削除されたファイルを復元する方法について説明しました。もちろん、Mac上の簡単なツールを使って、消してしまったファイルを復元することも可能です。ファイルが完全に削除され、バックアップを取っていない場合、できるだけ早「FonePaw データ復元」ソフトを使用する必要があります。 必要のある方は、ぜひダウンロードして無料でお試しください。